入社後1ヶ月でチームリーダーとなった新入社員が感情ベースでメンバーに向き合った話

この記事は HRBrain Advent Calendar 2021 19日目の記事です。

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こんにちは。HRBrainエンジニアの黒田(darkro)です。

私は2021年9月にHRBrainにJOINし、1ヶ月と経たぬうちに社員名簿の開発リーダーをやることになりました。 確かに最初は驚き桃の木が生えてきたものの、今では素晴らしいチームメンバーに恵まれ、どんどん開発を前に進めることができているように思えます。

そこで本記事では、HRBrainに入社してから急転直下リーダーを任された新米リーダーがどのようにチームに向き合ってきたのかをご紹介します。

まずはお互いを知る

まず、チームには様々なバックグラウンドをもった人がいます。 長くサービスに関わっている古参の人、サーバーサイドが得意な人、フロントエンドが得意な人、遠い異国の地からはるばる海を越えてやってきた人、そして私のような新米リーダー。

それぞれがそれぞれの特徴を理解し何を期待されているかを知っておくためにも、チームキックオフと同時にドラッカー風エクササイズを実施しました。

* 自分が思う、得意なこと・強み
* 自分が思う、期待されていること
* メンバーが思う、期待されていること

これらをオープンにすることで、まずは人としてメンバーのことを理解することに努めました。

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日々の朝会に楽しみを

次に、毎日の朝会にも一工夫を加えています。

1日の始まりに作業進捗や障害事項の確認、全体共有など短い時間ながらもそれでいて重要なイベントではありますが、毎日の繰り返しによってマンネリ化したり、終いには単なる共有会議化になったりしてしまうかもしれません。

そこで、朝会の終わりに皆が参加できてスポットが当たるよう心理テストやクイズ出題などのプチコンテンツを用意するようにしました。

これによって、メンバーの意外な一面がしれたり、何より1日の始まりが笑顔でスタートすることで弾みがつき、加えて信頼関係の向上に繋がります。

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振り返りを感情ベースで形作る

また、1週間に一度のペースでチームや個人の行動を振り返りチーム運営の改善を行っているのですが、 ベースのKPTの形を少し変えて感情ベースに置き換えて付箋を書いてもらうようにしています。

そうすることによって付箋が書きやすくなったり、メンバーの志向が分かったり、何より負の感情に寄り添うことができる場を示すことでチームの心理的安全性の向上に一定の効果があります。

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たまには息抜きコーヒーブレイク

当たり前のことではありますが、開発プロセスの中で特にPdMやデザイナーの職種の方とは都度適切なタイミングでコミュニケーションが発生します。

その際に心理的な障壁となって開発にタイムロスが発生しないよう、大きなくくりのチームで純粋にコミュニケーションを楽しむ場を不定期で用意したりもしています。

第1回目は「月面からの脱出」というコンセンサスゲームでチーム対抗戦を実施しました。

なかなか見られないメンバーの組み合わせで、みんな必死に生き残ろうと白熱した議論が繰り広げられていました。

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リリースを共同成果として可視化してみる

さらに、私たちは様々な工程や苦労を経て大なり小なりリリースをしていますが、そんなリリースが定常化して達成感が失われてしまわないよう、またチームとして一体感を失わないように、1リリース1工程としてレゴを組み立てていっています。

もちろん日々の開発を少しでも楽しんでもらおうという狙いはあるのですが、実は早く完成させたいという心理を刺激して、リリース単位を細かくするように促す副次効果も狙っていたりしています。

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最後に

以上のように、なんのことはない小さいことではあるものの、日常の開発プロセスに少し変化をつけることによって チームメンバーの相互理解や信頼関係の構築にいい影響を与えるであろう施策を日々試行錯誤しながら取り組んでいます。

最後に、こんな新米リーダーの施策にいつも笑いとボケとツッコミで応えてついてきてくれるチームメンバーに感謝しかありません。

まだまだ、チームは発足したばかりでありこれからどんどん開発が進み難しいことにチャレンジしていくこともあるかと思いますが、このメンバーだと乗り越えられると信じていますし、そんな困難も楽しめるそんなチームを目指してリーダーとして取り組んでいきたいと思っています!

このようにチーム改善に日々奮闘している新米リーダーが所属しているHRBrainではHR領域に新風を巻き起こすエンジニアを積極採用中です!

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