入社一年経ってHRBrainの開発チームに思うこと

自己紹介

サーバーサイドエンジニア4年目の坂口です。9.5割Goを書いています。
会社としては3社目で、それぞれ違う事業に携わってきました。
入社の経緯としては、自己応募→面談、飲み会に参加→内定という感じです。

この記事について

私は、2019年の6月に入社し、2020年6月(執筆日)でちょうど1年になります。 1年間HRBrainの開発チームで働いてみて、感動したことがたくさんあったのでぜひ皆さんに知ってもらいたいと思い記事を書こうと思いました。

それではさっそく開発チームについて私が感動したことベースで紹介していこうと思います。

1. 技術力の高いメンバー達

私が感動した部分としては、成長スピードの速さ・開発スピードの速さの2点です。
3月の社員名簿のリリースまでのことを書きます。 社員名簿では、プラットフォームとしてkubernetesを使い始めたのですが、構築したゆきちさん(主にサーバーサイドだった)はkubernetes初心者でした。ゆきちさんは、10月くらいからプラットフォームの構築に着手し始め、勉強しながらリリースに間に合わせてくれました。
私と同期の星井さんは、入社時はエンジニア初心者でした。情シスを兼任しながら開発にも入り始め、9月頃からGoを書き始めたのですが、クリーンアーキテクチャとDDDについても学び、リリース前には1人で1機能を作れるようになっていました。
社員名簿では、gRPC, GraphQLを採用しました。熟練者がいない中で、社員名簿のリーダーである藤原さん(主にサーバーサイド)が先導してクリーンアーキテクチャとDDDの観点からもコーチングしながら、メンバーを引っ張ってくれました。
認証システムについても稲垣さん(主にサーバーサイド)が実装を先導し、主に一人で実装してくれました。
フロントについては、そうまさん(主にフロンエンド)がアーキテクチャを自分で考え、整備してくれました。
他のメンバーも含めみんなが成熟した有識者がいない中でも、約半年という期間で社員名簿をリリースすることにつなげたことが成長スピードの速さと開発スピードの速さを物語っていると思います。
成長スピードが高いメンバー達に圧倒され、自分も成長しなければと思うきっかけにもなっているので本当に良い環境にいられているなあと感じています。

2. HRTを大切にできるメンバー達

私が一番感動している点です。 HRTとは、書籍『Team Geek――Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』で紹介されている「Humility(謙虚)」、「Respect(尊敬)」、「Trust(信頼)」を示す言葉です。
HRBrainの開発チームメンバーは、温厚で人の感情に寄り添うことができるメンバーであると感じています。
意識的にもHRTも大事にしているからか、衝突もなかなか起きません。 それといって、衝突を避けるために不満に思うことがあっても黙っているだけではなく、話し合いや相談によって解消されているのではないかと思っています。
まさにHRTを体現してくれているメンバー達なので、安心して目標や成果に向かうことができています。

3.マイクロマネジメントしてない

VPoEの川田さんにいい表現をもらったのでそのまま使わせていただくと、HRBrainの目指すマネージャー像は野球部のマネージャーだそうです。
私はそれを聞いて、HRBrainのVPoE、チームリーダーたちはまさに体現していると思いました。
チームごとにチームリーダーは存在するのですが、その人達は、メンバーの管理は行っていません。チームごとに担当するタスクを完遂させることに責任をもつだけです。
勤怠の報告をチームリーダーに必ずしなければいけなかったり、タスクはチームリーダーから振られるものではないし、評価もされません。フラットな関係のままチームを維持することができています。
HRBrainでは、開発を主に行うチームと、組織を見るチームが存在します。
いわゆる組織体制が階層構造のようになっておらず、チーム体制がうまくいっているのは組織を見るチームがあってのことだと思っています。
組織を見るチームは、開発チームのメンバー編成であったり、開発チームへのタスクの割当方法などについて考え、開発を進めやすいように計らってくれています。
このような組織体制だからこそ、マイクロマネジメント不要で、問題なく複数チームで開発できている考えています。

最後に

この記事を書いてみて改めてHRBrainに入社できてよかったなあと思えました(笑)
その他にもいいところはたくさんあるのでまた記事にでもしようかと思っています。
HRBrainについて少しでも興味が湧いてくださったら幸いです。
ぜひ弊社のVPoEの川田さんのTwitterを覗いてみてください。