Findy Team+ Award受賞の裏側:GitHub通知の最適活用法

HRBrainの鈴木です。

ご報告があります。 先日、Findy Team+ Award 2023において、所属するチームが過去1年間の成果によりリードタイムスコアが高いとして表彰されました。

findy.co.jp

授賞式の写真

この賞は2,500以上のチームから選ばれたもので、我々のチームはその中で3番目以内に位置しました(3社が同時に受賞しているため)。

表彰されたプロダクトはサブプロジェクトとして進行しているプロジェクトで閾値的に運が良く受賞した部分もあると思っていますが、リードタイムを早めるために行っているアプローチをいくつかご紹介させていただきます。

行なっていること

1. GitHubの通知設定

GitHubの通知設定を徹底しました。これにより、PullRequest、コメント、承認などのイベントが即座に通知され、効果的なコミュニケーションが可能になりました。

slack.github.com

正しく設定できると下記のようにPullRequest、コメント、承認などのイベントを即座に受け取ることができます。

2. 再度レビュー依頼のボタン

PullRequestに対するReviewerのコメントには再度レビュー依頼のボタンを活用しています。これにより、修正が行われた場合、レビュワーに通知が適切に送信され、スムーズなプロセスが確立されました。

PullRequestに対してReviewerがコメントを行うとくるくるアイコンの状態になります。

コメントに対して修正を行いPushした場合に何もしなければ、Reviewerに対して変更の通知が行われません。 コード修正後はくるくるアイコンを押すことによって再度Reviewerに通知を送ることが可能です。

こちらを徹底することで早く変更をReviewerに知らせることができます。

3. Code ownersの設定

上記二つの対応を行うことで通知がたくさんされるようになりました。 HRBrainでは全プロダクト共通でアプリケーションのコードは一つのレポジトリ(monorepo)で行なっているため不要な通知がたくさん来てしまうことになります。 それを避けるためにもコードオーナーを適切に設定することが重要です。

docs.github.com

まとめ

結局通知を適切なタイミングで適切な人に送られることを意識したフローを整えることが重要で、それが結果としてリードタイムスコアの表彰に繋がったと思っています。 またタイトルはChatGPTに考えていただきました。