美味しいご飯の炊き方

こんにちは、VPoEの川田です。

qiita.com

4日目です。

突然ですが、エンジニアリングとは一体何なのか考えたことはありますか?

私はVP of Engineeringという大層な役割を仰せつかっておりながら、エンジニアリングとは何かを明確に理解できていませんでした。

そんな中、ある一冊の本に出会いました。

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答えはこの、エンジニアリング組織論への招待に書かれていました。

エンジニアリングとは、つまるところ、「実現」していくための科学分野だといえるでしょう。

「実現」していくための科学分野がエンジニアリングなのであれば、VP of Engineeringという役割は何かを実現するための責任者であると言えます。

ということで、今回の記事では美味しいご飯を炊くことを実現する方法をお伝えします。

美味しいご飯の炊き方

美味しいご飯を炊くには大きく3ステップあります。

  1. 洗米
  2. 浸水
  3. 炊飯

です。それぞれ説明していきます。

洗米

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お米を研ぐ際の良い方法はいくつかありますが、やってはいけない大事なポイントがあります。それは、

米を潰さないように研ぐ

ということです。

お米をギュッギュッと押しながら研ぐやり方だと、割れたり潰れてしまいます。

お米同士を擦り合わせて、摩擦で表面の汚れを取り除きます。

潰れないように、でも優しすぎず適度にお互いが刺激し合うように促すというのは、エンジニアリングマネージャーが普段やってることと同じですね。

そうして一皮むけたお米たちを、次は浸漬させていきます。

浸水

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浸水のポイントは

お米の外側と内側をバランス良く吸水させる

ことです。そのために重要なのは、温度です。

お米は、温度が高いほど早く吸水します。しかし、急いで吸水させてしまうと内側まで到達する前に外側が水を吸いすぎてしまって、内側と外側で吸水のバランスが悪くなってしまいます。

時間が短いと内側が吸水しきれておらず芯が残り、長いと外側がブヨブヨになって美味しく炊けません。

一方、低い温度だと吸水の速度が遅くなり、ゆっくり水を吸うことで外側と内側をバランス良く吸水させることができます。

できるだけ低い温度で浸水するために、氷水と冷蔵庫を使います。

洗米が終わったお米に、氷水を投入します。その後、冷蔵庫で2時間以上放置します。

ここでもエンジニアリングマネージャーと同じことをやっていますね。成長させたいエンジニアは炎上プロジェクトに投入すると一時的に仕事術を吸収しますが、終わる頃には吸収したものに価値を感じなくなり燃え尽きてしまいます。

一方で、冷静かつ的確に進めるプロジェクトにアサインされると、ゆっくり確実に進めるので炎上プロジェクトほど立ち上がりは良くないですが、確実に仕事を遂行する能力が芯まで定着していきます。

ちなみにお米と氷水の比率は、一般的なものと同じく1:1.2です。

炊飯

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より甘く、ふっくらと炊き上げるために

より高温で炊く

ことが重要になります。

より高温で炊くためにできることが2つあります。それは、塩と油を少々加えるということです。

両方とも、沸点を上げる効果があります。また、副次的な効果もあります。

まず、塩の効果でスイカやトマトと同じように甘味をより感じられるようになります。

更に、油の効果でお米同士が滑りやすくなり、炊飯器の中でお米が踊ります。そして、炊きあがったお米がベチョベチョにならず、1粒がしっかり自立します。

ここもエンジニアリングマネージャーと同じですね。メンバーの熱量を上げるためにわざと塩対応をしたり、コミュニケーションを潤滑にするためにツッコミを入れやすいしょうもない冗談を言ったりしますよね。そうすることで各自がより成長し、自立します。

ちなみに、炊飯器の機能で早炊きがあれば早炊きがおすすめです。芳醇炊きなどは浸水時間を考慮してあるので、別途浸水させている我々には必要ありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

美味しいご飯の炊き方とエンジニアリングとの意外な共通点があることがご理解いただけたのではないでしょうか。

美味しいご飯を炊くように、VPoEとしての責務を果たしていかねばなぁと痛感する毎日です。

美味しいご飯を食べたい方、ぜひ一度カジュアル面談しましょう!

連絡お待ちしております!

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