バックオフィスの労務担当が社内異動で労務管理システムのCSになった話

はじめに

こんにちは。
HRBrainで労務管理サービスのカスタマーサクセスを担当している藤本です!
Advent Calendarを書かせていただくことになり、あっという間に順番が回ってきました!
12月といえば、毎年いい感じのダウン欲しいなぁ~と思い始める時期なのですが、ブランド・丈(ショートorロング)・色で悩みまくり、結局ダウンを買う前に春を迎えてしまうというのをかれこれ数年続けておりますw

そんな優柔不断な私ですが、つい数ヶ月前キャリアを変え、新たなチャレンジが始まりました。
今回はそのことについて書ければと思います。

あ!先にお伝えすると……
Tech要素はあまりないのでHRBrainにこんな人もいるんだ〜という軽い気持ちで読んでいただけたら嬉しいです!!

この記事はHRBrain Advent Calendar 2022 11日目の記事です。

qiita.com

新しいキャリアの始まり

現在は労務管理サービスのカスタマーサクセスを担当していますが、つい3か月前まではHRBrainの労務担当でした。 2021年8月にHRBrainへ入社し、主な業務は勤怠管理、給与計算や入退社手続き、福利厚生業務、安全衛生管理etc…前職を含めると約8年人事・労務実務をやっていました。

そんな中、入社からちょうど1年が経過した今年の夏に新規事業である労務管理サービスのカスタマーサクセスへの異動の話をいただきました。

労務担当として入社していたこともあり、上司からは「選択肢に無かったら今のままでも問題ないよ」と言っていただいたのですが、「そのキャリアチャンジ面白そう!」というワクワクが強かったため、その場で「やります」とお返事させていいただきました。(超即決!)

何をするにも散々悩むのに、不思議と一切悩まなかったです。(笑)

実務経験のある私だからこそなれるCSがきっとある

これは個人的に感じたことなのですが、今まで顧客立場で人事領域サービスの提案を受ける上で、腹落ちしないことが何度かありました。
なんでだったんだろう、、、?と考えたところなんとなく下記が思い浮かびました。

  • かつて商談や導入提案を受けた際、営業担当者が導入先の現場実務を十分理解してくれなかった

例えば、従業員から10種の情報を回収する労務手続きがあり、現在は労務担当が紙媒体で運用している企業があるとします。 そこへ、「労務サービスAを導入すれば、電子的に8種まで回収できる」と導入提案されたとしても、残り2種には非対応で、導入後も引き続き紙媒体で回収しなければなりません。

「運用の80%もシステム化できるなら、サービスAをぜひ導入しよう」と考えるべきでしょうか……

残りの20%が電子非対応で別運用となる場合、導入後に現場担当者の作業はむしろ増加・煩雑化する可能性があるのです。
そこまでケアされていない導入提案に対し、労務担当者としては導入意義が低いと感じてしまうのです。

もちろん全てがそうというわけではないですし、今すぐにどんなお客様にでも”100%”というのは難しいことでもあると思います。
開発チームも限られた時間の中でより多くのお客様へ良いものをお届けするべく優先順位をつけて開発を進めていますし、サービスリリース後もどんどん機能がアップデートされていきます。

だからこそ、今はまだ足りない数%、数十%を埋めることがCSである私の仕事だと考えています!

どんなCSになっていきたいか

労務業務はどうしても減点方式になってしまうんです。ミス0が当たり前で、ミスが起こると減点になってしまう、そんなイメージです。
労務担当だった時は、システムに取り込むCSVデータ作成1つとってもヒューマンエラーが起こらないような構成を組んだりその後のデータの流れを想像してこだわりを持って、かつ属人化しないように一般化していくことを意識して業務を行っていました。

そんな実務経験からCSとして大切にしたいこと
  • お客様と同じ解像度で話をする
  • お客様がやりたいことに紐づいている先の業務を想像する
  • その上で伴走しながらお客様の課題を解決に導く

時にはお客様から改善要望をいただくこともありますが、多くのお客様にHRBrainを使いやすいと思っていただくためにも開発チームとの連携が重要だと思っています。
いただいたご要望は労務開発チームに相談し、今後の対応方針を検討していくのですが、開発メンバーは皆、お客様とちゃんと向き合って最適解を導き出そうという気持ちが強く、とても心強いです。
開発も営業もONE TEAMで労務管理プロダクトを大きくしていっているんだと日々感じています。

最近は労務管理サービスという生まれたての赤ちゃんを育てているような感覚にもなりつつあります。
子育てをしたことはないですが(笑)

最後に

HRBrainは労務管理サービスをはじめ、これから様々な機能がリリースされアップデートされていきます!
個人的には自分と同じ大変さを感じている人事・労務担当者がHRBrainを利用することで業務が定量的に効率化され本来取り組むべきことに目を向けられる……そんな未来にしていきたいと考えています。
引き続き、お客様とプロダクトとの架け橋となり双方にとって良い方向に進むよう頑張っていきたいと思います!

この記事を読んで少しでもHRBrainやカスタマーサクセスに興味を持っていただけたら嬉しいです!
HRBrainでは一緒に働く仲間を募集しています。気になる!興味ある!という方はぜひご応募ください!

www.hrbrain.co.jp

最後までお読みいただきありがとうございました!!