こんにちは、スクラムマスターをしている yue です。
先日とあるエンジニアから頼まれて、「たのしいスクラム!」という名の勉強会を行いました。
せっかくなので勉強会を行った経緯や内容を書いていきたいと思います!
経緯
もともと弊社はスプリントを切ってアジャイル的な開発はしていたものの、スクラムの理念にのっとった開発プロセスを採用していたわけではありませんでした。
しかし、開発チームの人数が増えていくにつれて様々な課題が見えてきて、
本格的にスクラム開発やってみようか!
という流れになりました。(そこに至るまでの経緯を書くと長くなりそうなので割愛。またブログに書きます)
いざ、やるぞ!とスクラムイベントを設定して実行してみたものの、
なんとなくみんなのモヤモヤを感じる、、どうしよう、、、
と考えていたところ、
前職でスクラム開発をしていたエンジニアのさかぐちさん(前述のとあるエンジニア)から、
「yueさん、スクラム勉強会してください。みんなちゃんと理解してやらないとダメっす」
と言われました。
間違いない!!!!
スクラム開発はチーム全員の協力がなければ成り立ちません。
何を目的として、チームとしてなぜスクラムを採用するのか、
そもそもスクラム開発ってなんなのか、
その認識を揃えることは必要不可欠なことです。
ということで、
二つ返事で「やります!やらせてください!!!」とお返事しました。
メンバー発信で、こういったスクラムをみんなで学ぼうという場を与えてもらえたことが、本当に嬉しかったです。
内容
スクラムガイドをベースに、
・スクラムの理念
・ロールの説明
・スクラムイベントの説明
をひとつひとつ説明していきました。
中でもロールの説明に一番時間を割きました。
開発チームは自己組織化しながら価値を届け、
プロダクトオーナーが投資対効果を最大にすることに責任をもち、
スクラムマスターはみんなを支援する。
それぞれがそれぞれの役割を理解してその役割を全うできるように努力しなければならないし、互いに支援し合わなければならない。
といったことを伝えました。
みんな熱心に耳を傾けてくれて、積極的に質問をしてくれたり、私の資料のミス(ごめんなさい><)によって生まれた疑問点をワイワイと話し合ったり、とても有意義な時間となりました。
説明の後は、スクラムイベントを体験する紙ヒコーキのワークショップを実施しました。
こちらはスクラムの勉強会などでよく行われているワークです。
弊社のメンバーはみんなこのワーク初体験ということで、予想以上の盛り上がりを見せました。
紙ヒコーキってどうすれば遠くまで飛ぶんだっけ?
何機くらい作れるかなぁ?
計画を立てています。
そして黙々と紙ヒコーキを作る。
童心に返って夢中になって紙ヒコーキを飛ばす大人たち。
なぜうまく飛ばなかったんだろう、、、
制作スピードをあげるにはどうしたらいいんだ、、、
創意工夫が生まれる振り返りの時間です。
毎セット見積もりと実績を計測するのですが、
回を重ねるごとに実績が上がっていく様子は見ていて気持ちがよかったです。
全体を通してとても楽しく、チームのコミュニケーションの場としてもとても意義のある勉強会となりました。
みんなの感想
・初めのうちにたくさん実験しておくのが大切だと思った
・方法を変えて実験する時は見積もりを厳しめにした方が良いと思った
・見積もりの量をあまり無理せず増やせると楽しい
・適材適所に役割を分けると効率がグンと上がることを知った
・紙ヒコーキの折り方についてもっと認識を合わせられれば品質を上げられた気がした
・コミュニケーションしながら作業してるとチームでやってる感があって楽しかった。楽しみながらって大事。
・振り返りで気づきを得ることができる。振り返りって大事。
・振り返りで前のスプリントの良かった所と悪い所の反省をして、次スプリントでその振り返りが活きた実感があった
・より良くワークする方法を模索してハマった時がすごくおもしろい
・実際の開発でも結果と振り返りと計画を通して改善したい
紙ヒコーキのワークを通して、みんなあっというまにスクラムイベントの大切さを120%理解してくれました。
先人のつくったワークはすごい。
しかし理解と習得はまた別物。
これからみんなで頑張るぞ〜〜〜!
ということで、今後もHRBrain開発チームのスクラム開発の様子をレポートしていけたらと思います。
Let's スクラム〜!
おまけ
量産した紙ヒコーキは、スクラムマスターが美味しくいただきました。
嘘です。メモ用紙として活用させていただきました。