こんにちは、HRBrainのDev.Enablement室長の川田です。
Dev.Enablementは、2023.04に立ち上がった開発組織の採用/育成/活性化の仕組み化を推進するチームです。
その施策1発目として、Power to the Team研修というものをスタートしました!
Power to the Team研修とは
Power to the Team研修とは、HRBrainの開発組織に所属する優秀なメンバーが講師となり、他メンバーの学習を加速させるための学習機構です。
HRBrainの開発組織では、任意の書籍の購入支援やカンファレンスやイベントの支援など、各々の自発性に委ねた機構を用意しています。 一方、メンバーが受け身でも学べる機構は用意していませんでした。
自律的な学習ももちろん大事ですが、自律性だけに委ねてしまうと各々がそのときにたまたま興味のある領域の学習しか促進されません。
例えば、マネージャから見て「バックエンドエンジニアのAさんは、フロントエンドの知識を身につけるとエンジニアとしての活躍の幅が広がりそうだな」という状況があったとしても、当の本人がフロントエンドについての解像度が低く面白さをまだ発見できていない場合、学習したいという欲求が生まれません。
もしフロントエンドについて詳しい社内メンバーからフロントエンドの楽しさを伝えられたら、「フロントエンド面白いかも!学んでみたい!」と感じて自発的な学習につながり、活躍の幅を大きく広げられる可能性が高まります。
こういったことを狙い、社内の有識者から他のメンバーに対して技術やマネジメントの面白さを伝える研修をはじめました。
弊社には「Power to the Team」というValueがあります。
行動が伴わない評論やネガティブはスピードダウン。いつだって決断と行動で前進しよう。 ポジティブにエンパワーメントし合える集団で仕事を楽しもう。
まさに開発メンバーをポジティブにエンパワーメントする機構だなと思い、「Power to the Team研修」と名付けました。
どんな内容なのか
研修は、1テーマにつき前半後半の全2回を1セットとして、隔週で実施します。
前半は座学です。
テーマに沿った内容で、有識者の知見を教えてもらいます。
一方的な情報共有だけだと学びが薄くなるので、参加メンバーの発言も促しながら実施します。
前半の最後に、後半までにやる宿題を出してもらいます。
後半は、宿題をやった上での学びや振り返りを行います。
座学だけでなく、実際に実践をした上で、同じ実践をした他メンバーと振り返ることで学習の促進が期待できます。
テーマ
社内のテックリードに相談して、半年先までのテーマを決めました。
- ピープルマネジメント / チームビルディング
- エンジニアのためのプロダクトマネジメント
- プロジェクトマネジメント
- バックエンド、インフラ、アーキテクチャ
- フロントエンド
- ポータブルスキル
まずは半年実施してみて、今後のやり方や内容を改善していく想定です。
実施したら、レポートとしてブログを書く予定です。
今後のレポートをお楽しみに!
さいごに
HRBrainでは、会社の成長と共に自身も成長したいエンジニアを募集しています!
会社が成長すると新しいポジションが生まれ、新規開発へのアサインなど成長機会が多くなりやすいです。
ただ機会があるだけでなく、これからはDev.Enablementとして成長の後押しに力を入れていきます。 一緒に成長したい方はぜひご連絡お待ちしています!